今年、阪神からポスティングでメジャーリーグのアスレチックスに移籍した藤浪晋太郎投手ですが、6月11日現在で早くも窮地に立たされています。
このままの成績が続くようですと戦力外になる可能性も出てきました。
藤浪選手の現状と戦力外の可能性、その際に考えられる移籍先をまとめてみましたので最後までご覧いただきたいと思います。
戦力外の可能性
![](https://chi-bo-blog.com/wp-content/uploads/2023/06/23443192_s.jpg)
アスレチックス藤浪晋太郎投手が戦力外になる可能性は十分にあります。
日本球界よりも契約にシビアなメジャーはいつ戦力外になっても不思議ではありません。
早ければ7月中、遅くて8月あたりでしょうか?
ここまでのメジャーでの成績は6月11日現在で3勝6敗防御率11.23となっています。
勝ち星こそ3勝をあげていますが防御率が11点台とかなり苦しい戦いが続いています。
先発15イニングを投げ0勝4敗8失点与四死球15(暴投2)防御率14.40と結果を出せずに4月末に中継ぎに配置転換されたことからかなり厳しい立場に追い込まれています。
では何故、戦力外になる可能性のある時期が7月中ないし8月末あたりになるのかというと、
・NPBの補強期限が7月いっぱいの為、今年中の日本球界への復帰を希望するならタイムリミットは7月末になるが可能性は低い。
・メジャー球団が支配下に選手を置いておける人数は30人で支配下登録は26人までです。
優勝争いから脱落したチームは9月あたりから来シーズンを見据え若手選手を積極的に起用します。
結果が残せなかった高額年俸選手はこの時期にリリースされることもよくあります。
アスレチックスは元々メジャー30球団で1番財政が厳しいといわれるチームです。
1年契約325万ドル(約4億3300万円)でチーム4番目の高給選手を置いておく余裕はおそらくないです。
現実的なタイムリミットはこの8月末で間違いないかと思います
入団からの四死球数
![](https://chi-bo-blog.com/wp-content/uploads/2023/06/3480041_s.jpg)
阪神時代
投球回数 994回⅓ 与四死球数 514
アスレチックス
投球回数 33回⅔ 与四死球数 27
通算
投球回数 1024回 与四死球数 541
(2023年6月11日現在)
イップス説
甲子園成績
投球回数 76回 与四死球数20 与四死球率2.37
U-18世界ジュニア
投球回数 24回⅓ 与四死球10 与四死球率3.70
藤浪投手のイップス説は根強くありますが、上に記したとおりな高校時代から特別、コントロールの良い投手ではなかったといえます。
藤浪投手自身もイップスは否定してますし、プロ野球OBの落合博満さん、桑田真澄さんは藤浪投手の技術不足を指摘してます。
私も、イップスではなく制球力が低いと解釈する方が妥当だと思います。
移籍先
![](https://chi-bo-blog.com/wp-content/uploads/2023/06/pexels-pixabay-270071-800x600.jpg)
日ハム
移籍先として噂がある日ハムですが、かねてから新庄監督が阪神に対して獲得を熱望する発言を繰り返していました。
残念ながら藤浪投手はポスティングで海を渡ってしまいましたので、日本球界へ復帰する際には交渉する可能性はあります。
しかし日ハムの場合、高額の年俸がネックになると思いますので実現性は極めて低いでしょう。
巨人
藤浪投手が巨人ファンなのは有名な話しです。メジャーに渡る前にもトレードの噂は絶えませんでした。
金銭的な問題もなく、原監督も以前から藤浪投手に興味があるという噂がありますから日本球界に復帰の際には大本命の移籍先は巨人です。
アメリカに残留
万が一にメジャー契約が叶わなかったら場合でもマイナーからメジャーを目指す選択をする可能性はあります。
まだ29歳ですし、160km/hを投げられる藤浪投手に関心を寄せる球団はあると思われます。
ポスティングの際にはダイヤモンドバックスやジャイアンツ、レッドソックスも交渉球団の名前にあがってましたので、この辺りの球団が獲得に動く可能性はあると思います。
まとめ
いかがでしたか?アメリカに渡っても尚、制球が定まらず苦しんでいる藤浪晋太郎投手。
もしアスレチックスを戦力外になれば日米での争奪戦が再び起こるに違いありません。
本命の声が大きい巨人か?それとも違う球団か?個人的には、ここから巻き返して長くメジャーで活躍してくれることを一番に望みます。
最後までご覧にいただきありがとうございました♪
コメント